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【見通し】(東京市場 為替) 材料難、来週FRB議長の議会証言控え様子見か

2015年02月20日 08:00
NYタイムは各通貨が小幅なレンジで振幅。ギリシャが申請した債務延長の行方は、20日のユーロ圏財務相会合に委ねられた。欧州委員会はギリシャの要請を「明るい兆候」と前向きに捉えているが、独財務省は抜本的な解決にならないと提案を拒否。結果を見極めたいとの思いから取引は手控えられがちだった。ユーロドルは1.14ドル付近、ユーロ円は135円半ばを戻り高値に安値圏へ押し戻された。ドル円は米新規失業保険申請件数の減少を受けて119.18円まで買われた後は伸び悩み。その後の米2月フィラデルフィア連銀製造業指数は+5.2と昨年2月以来の低水準を示現したのも嫌気された。   東京タイムでは

本日の予定

2015年02月20日 07:37
<国内> ・08:30   閣議後、閣僚会見予定       <海外> ・16:00   独・1月生産者物価指数(前年比予想:-2.0%、12月:-1.7%) ・17:30   独・2月製造業PMI速報値(予想:51.5、1月:50.9) ・17:30   独・2月サービス業PMI速報値(予想:54.4、1月:54.0) ・18:00   ユーロ圏・2月総合PMI速報値(予想:53.0、1月:52.6) ・18:00  ...

NY為替概況 様子見 ギリシャ債務交渉は目先の大詰めへ

2015年02月20日 07:35
NYタイムは各通貨が小幅なレンジで振幅。ギリシャが申請した債務延長の行方は、20日のユーロ圏財務相会合に委ねられた。欧州委員会はギリシャの要請を「明るい兆候」と前向きに捉えているが、独財務省は抜本的な解決にならないと提案を拒否。ぎりぎりの交渉が続きそうだ。話し合いが決裂すれば、欧州中央銀行(ECB)がギリシャ国内銀行にギリシャ政府債務の保有比率引き下げを勧告する可能性があるとも伝わっている。メルケル独首相とツィプラス・ギリシャ首相は電話会談を実施したが詳細は不明。結果を見極めたいとの思いから取引は手控えられがちだった。   ユーロドルは1.14ドル付近、ユーロ円は135

ロンドン市場 午前概況 ユーロが振幅、ギリシャは融資延長を申請

2015年02月19日 20:49
ロンドン午前はユーロが振幅。ギリシャが、ユーロ圏に対して融資延長を申請するとの期待から買いが先行した。実際に、ギリシャ政府が正式に要請したことが明らかになると、ユーロドルは1.1450ドル、ユーロ円は135.93円まで高値を塗り替えた。しかし、ギリシャの申請はすでに織り込まれていたため、買い一巡後は超短期的なところでの材料出尽くし感から調整売りに押され、ユーロドルは1.1386ドルまで反落。ユーロ円も135円前半へ押し戻された。その後は、ECBの議事要旨の公表を見極めたいとの思いから、ユーロドルは1.14ドル前後、ユーロ円は135円半ばでもち合った。   ギリシャは、ユ

東京市場 午後概況 格下げ懸念で一時豪ドル売りに

2015年02月19日 15:19
東京午後の為替市場では豪ドルが下落。米WSJの報道から豪州の格下げ警戒感が浮上した。米WSJは格付け会社S&Pの認識を伝えた。豪財政状況は世界的な景気ショックに対してぜい弱と指摘されている。0.7843ドルまで強含んでいた豪ドル/ドルは0.7786ドルまで下げに転じた。21日移動平均線をやや上回る水準から押し戻される格好となっている。豪ドル円は92.41円まで軟調に推移。ただ、豪格付けについてS&Pは「今後2年間で格付け変更の大きなリスクを認識せず」とも語っており、豪ドル売りには巻き戻しも入っている。豪ドル安に連動し、NZドル/ドルは0.75ドル半ば、NZドル円は89円半

東京市場 午前概況 日経平均は約15年ぶりの高値、ドル円は伸び悩む

2015年02月19日 12:10
東京午前の為替市場は小動きも、ドルが主要通貨に対し重い動きを継続。ややハト派寄りと受け止められた米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が引き続きドルの上値を圧迫している。日経平均株価は1万8300円台に乗せて2007年の高値を上回り、2000年の「ITバブル」時以来となる15年ぶりの高値を記録した。また、1月の貿易収支は1兆1775億円の赤字で赤字額は市場予想を下回った。2年7カ月連続の赤字を記録したが、前年同期比で赤字額は大幅縮小している。   株高や貿易収支に為替相場の反応は鈍く、118円後半で伸び悩んだドル円は昨日の安値を下回ると118.42円まで弱含んでいる。ま

【見通し】(東京市場 為替) 週前半の注目イベントこなすも、方向感鈍い

2015年02月19日 08:05
NYタイムはドルが下落。米金利低下による日米金利差拡大の意識は円買いにもつながった。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が市場の想定以上にタカ派色の薄い内容となったのが背景。ドル円は118.55円まで下落。米長期金利の急低下による円高も重しとなった。ユーロドルはじり安でつけた1.1334ドルから1.14ドル台まで反発。ギリシャ政府がユーロ圏に融資延長の申請を行うと発表したこともあり、欧州中央銀行(ECB)はギリシャ国内向けの緊急流動性支援(ELA)の683億ユーロへの拡大を承認した。豪ドル/ドルは0.7839ドル、NZドル/ドルは0.7573ドルまで上値を伸ばし、ポンドドルは対ユーロで

本日の予定

2015年02月19日 07:39
<国内> ・08:50   1月貿易収支(予想:-1兆6813億円、12月:-6652億円) ・08:50   先週分対外対内証券売買 ・13:30 12月全産業活動指数(前月比予想:-0.3%、11月:+0.1%) ・14:00   2月金融経済月報公表(日銀) ・14:00 12月景気先行指数改訂       <海外> ・06:45 NZ・10-12月期生産者物価指数(産出)(7-9月期:前期比-1.1%) ・21:30 欧州中央銀行(ECB)1月理事会議事要旨 ・22:30...

NY為替概況 ドル安・円高 FOMC議事録タカ派色薄い

2015年02月19日 07:36
NYタイムではドルが下落。米金利の低下で円買いも入った。米連邦準備理事会(FRB)が公表した、1月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が手掛かり。議事録では時期尚早の利上げが景気の足取りを鈍化させることが懸念され、多くのメンバーがゼロ金利政策を長期にわたって維持する方向に傾斜したと指摘。声明文にある「辛抱強い」の文言削除に関しては、市場の利上げ時期に対する思惑を極端に狭い範囲へ集約させる恐れがあるとの見方があった。海外経済の悪化が米成長のリスクになるとの懸念もあり、市場の想定以上にタカ派色の薄い内容。来週のイエレンFRB議長による半期議会証言にも、慎重な姿勢が引き継がれるとの警

LDNFIX FOMC議事録待ち 弱い米指標もドル底堅い

2015年02月19日 00:55
ロンドンフィックスにかけてはドルが底堅く推移した。NY序盤に発表された一連の米経済指標は総じて弱かったが、この後の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、当局者のタカ派な姿勢が示されることへの期待感も下支えとなった。ドル円は119円前半を中心とした振幅。米1月の住宅着工件数や建設許可件数は総じて市場予想に届かず、生産者物価指数は総合・コアともに予想以上の鈍化となった。鉱工業生産や設備稼働率も下振れるなど、軒並み弱い結果にもかかわらずドル売りの動きは極めて限定的だった。   ユーロドルは1.1346ドルまで下値を拡大。ギリシャ政府が明日、ユーログループに対して融資延長申

ロンドン市場 午前概況 好調な雇用指標でポンドは上昇、他通貨は様子見

2015年02月18日 20:32
ロンドン午前の為替市場はポンドが上昇。雇用情勢の改善が下支えとなった。ポンドドルは1.5440ドル、ポンド円は184.14円までそれぞれレンジ上限を拡大した。また、2月3-5日開催分のイングランド銀行金融政策委員会(MPC)議事録で「次の金融政策変更でありうるのは利上げ」との見解が示されたことも、ポンドを下支えした。一方で、円やユーロは黒田日銀総裁の会見やギリシャをめぐる報道などから小幅に上下したものの、明確な方向性は定まらなかった。   ポンドは上昇。国際労働機関(ILO)ベースの失業率は5.7%と、前月の5.8%から改善したほか、失業者数の減少も市場予想より良かった

【トレード イメージ】ドル/円 FOMC議事録待ちだが、反応あっても一時的か

2015年02月18日 20:06
ドル円は米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の公表を控えてこう着か。FOMC声明の「忍耐強くなれる」との表現が利上げ開始に向けていつ修正されるのか見極める段階にある。利上げに向けて前進していると判断される内容ならドル買いとなりそうだが、金融市場ではギリシャ問題のテーマ性が引き続き大きく、テーマ性の優劣が今回のFOMC議事録で逆転するとは思えない。ドル相場に反応があっても一時的だろう。    本日発表される米経済指標では、住宅着工件数と建設許可件数は回復基調が引き続き弱い。住宅市場の改善の遅さを確認することになりそうだ。原油安を背景に生産者物価指数(PPI)の総合は弱そ

東京市場 午後概況 円買い優勢 日銀は現状維持、総裁の会見待ちに

2015年02月18日 15:32
東京午後の為替市場では円買いが優勢。日銀金融政策決定会合では、市場予想通りに現行の金融緩和策の据え置きが決定されたがドル円は重くなった。2年程度で2%の物価目標を達成するためには追加緩和が不可避とみられている一方で、日銀内部でさらなる円安に対する慎重論が浮上しているとの報道もあって、円相場は思惑主導で振れやすい。言質は得られないだろうが、この後の黒田日銀総裁の会見に向けて神経質なムードもある。   ドル円は118.88円まで下げた後も119円ちょうど付近で重かった。堅調に推移した日経平均株価は大引けにかけて上げ幅を拡大したが、ドル円の重苦しい雰囲気は変わらず。ユーロ円は

東京市場 午前概況 日銀会合・総裁会見控え、様子見ムード

2015年02月18日 12:27
東京午前の為替市場は、日銀金融政策決定会合、黒田日銀総裁の記者会見を控え様子見ムードが強い。今回の会合では金融政策の現状維持が見込まれているが、年内に追加緩和を実施するとの見方を持っている市場関係者も多い。先週に一段の追加緩和は経済に逆効果と、日銀関係筋の見解が報じられたことから、日銀総裁の会見に注目が集まっている。   ギリシャ救済の協議進展への期待を背景としたユーロ高・円安は一巡したものの、日経平均の大幅反発を受けて、ドル円・クロス円は底堅く推移。反発して寄り付いた日経平均は上げ幅を150円超に拡大し、1万8100円台で堅調推移が続いた。ドル円は昨日の高値119.4

【見通し】(東京市場 為替) 日銀総裁の会見に注目

2015年02月18日 08:00
NYタイムはリスクオンの円売りが優勢。ギリシャ政府が18日にも、ユーロ圏に6カ月の融資延長を要請する可能性が報じられたことで、平行線をたどっていた債務協議に一定の妥結がみられるとの期待感が高まった。ドル円は2.15%付近まで上昇幅を拡大させた米長期金利や、プラス圏へ持ち直した米株価動向を受けたリスクオンムードのなか、一時119.42円まで高値を塗り替えた。ユーロ円は136.22円、ポンド円は183.40円、豪ドル円は93.38円、NZドル円は90.11円、加ドル円は96.42円まで一段高。ユーロドルは1.14ドル付近で底堅い動きとなった一方で、ポンドドルは英インフレ指標の下振れを嫌気した
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