16日のロンドン市場はドル売りが優勢だった。明日はバーナンキFRB議長が議会証言を行うが、量的緩和策の縮小思惑に水を差すとの見方が多くなっており、ドルは主要通貨全般に弱含んだ。ドル円は東京市場の99円台後半から99.24近辺まで下落、ユーロドルは1.31台を回復している。豪中銀の議事録を受けて利下げ観測が後退、豪ドル/ドルは東京市場で買われたが、ロンドン市場で一段高となっている。
ドイツ7月のZEW景況感指数は予想外の低下でユーロドルは1.3051近辺と本日の安値を付ける場面もあったが、売り一巡後は買戻しの流れとなった。7月は36.3で予想40.0と前回値38.5を下回り、3ヶ月ぶりの低水準