2013/06/13 0:17
ロンドンフィックスにかけての為替相場は、やや円買いに傾斜する場面がみられるも、明確な方向感には乏しい。本日は米国の主要経済指標の発表も予定されておらず、ダウ平均をはじめとした米株、さらには債券相場も方向感に欠ける動きとなったこともあって、為替相場においても動意は限定的となったが、その中でも直近の円高基調が継続するかたちでドル円・クロス円は下値を模索する動きとなった。ダウ平均が伸び悩んだほか、日経平均先物がNYタイムに入ってから下落したことも円高圧力につながったようだ。
ドル円・クロス円は軟調。円高圧力が徐々に強まるなかで、ドル円は95.54円まで下落したほか、クロス円も、ユーロ円が127.49円、ポンド円は149.91円まで売られた。オセアニア通貨にも売りが入ったが本日安値を更新するまでには至らず、豪ドル円は91円ちょうど近辺、NZドル円は76円前半までの下押しにとどまった
ドルストレートは上昇。ドルインデックスが相場の大きな方向性を示す上で重要視される200日移動平均線を下抜けて80.97を示現するなど、ドルの弱さが目立つなかでドルストレートではドル売り・他通貨買いが優勢に。ユーロドルは1.3343ドルまで上昇し本日高値を更新。ポンドドルは1.5689ドルまで買い進まれたほか、資源国通貨は高値更新とはならなかったが、豪ドル/ドルは0.95ドルちょうど前後、NZドル/ドルは0.79ドル半ばで底堅さを示した。
