5大シャトー、シャトー・ムートンの向かいの畑!
評価を急激にあげ、名実ともにトップシャトーの仲間入りをした
シャトー・ポンテ・カネ!!
メドック格付け第五級
「オーナーのアルフレッド・テスロン氏はボルドー左岸において、
この10年間で最も注目すべき大転換を行ってきた一人である。
ポンテ・カネのクオリティの上昇はすでに第五級を超えている。
シャトー・ムートン・ロスチャイルドやシャトー・ラトゥールのようなポイヤックは
値段が非常に上がっているが、ポンテ・カネはパワフルで、
長期熟成に耐えるとても丁寧なつくりで、砂利質の厳しい土壌をよく表現している」
(ワインスペクテイターHPより)
ポンテ・カネの畑はシャトー・ムートン・ロスチャイルドの向かい
という絶好のロケーションにあります。
優れたテロワールを持っていますが、その真価を発揮できたのは
ここ最近になってから。
1975年までオーナーを務めていたクリューズ社は、
クオリティを無視したワイン造りを行っていましたが、
ギー・テスロン氏(著名なコニャック商人)が買い取ってからは
見違えるような高品質のワインを造り出しています。
その息子で現在のオーナー、アルフレッド・テスロン氏は
畑とセラーに多額の投資をして環境を整備し、
出来上がったブドウにも非常に厳しい選果を施した結果、
1994年ヴィンテージからはポイヤックで最も注目される
ハイパフォーマンスワインになりました。
凝縮した果汁、熟したタンニンを持ちながら、折り目の正しい
ディテールとフィネスもあるバランスの取れたポイヤックスタイルが人気。
現在はビオディナミを推し進めており、
テスロン氏の改革はまだ止まりそうにありません。
2002年ボルドー地方の天候は不安定で、8月まではブドウの熟度は遅れていたものの、
9月の中旬から約1ヶ月、乾燥した好天が続き、
収穫を待っていたカベルネ・ソーヴィニヨンにとって良い年となりました。
タンニンが強く、しっかりとした長期熟成向きのワインが多く生み出されたヴィンテージです。
濃い紫色をしていて、クレーム・ド・カシスのリッチな香りが印象的。
豊かな果実味に加え、 甘くしっかりとしたタンニンが寿命の長さを物語っています。
黒コショウ、ナツメグ、タイム、オレガノなどのハーブや、樽香、鉛筆、腐葉土など、
土・ミネラル系のニュアンスも感じられます。
評論家ロバート・パーカー氏が、
ボルドー1級格付けに匹敵すると絶賛したシャトー・ポンテ・カネ。
実力派シャトーの味わいをぜひお楽しみください!
飲み頃:~2020年
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 56%、メルロ 37%、カベルネ・フラン 7%
評価:ワインスペクテーター誌にて92点を獲得!