「サン・ジュリアンの王」とも呼ばれる「レオヴィル」の兄弟の一つ
レオヴィル・ラス・カーズの偉大なヴィンテージ、1990年が少量入荷!!
メドック格付け 第二級
サン・ジュリアン村に位置する3つの「レオヴィル」の一つ。
ラス・カーズ、バルトン、ポワフェレの兄弟は、元々1つのシャトーだったものが、
分割され、別々のオーナーの元で歴史を刻んできました。
「サン・ジュリアンの王」と言われ、
その質の高さと、安定した造りで、一級シャトーにも引けを取らない
スーパーセカンドの筆頭です。
その理由は 構造、豊かさ、奥深さ、フィネスが、これほどまでに
完璧に近い形でつりあっている銘柄は稀有だからでしょう。
複雑で優美なサン・ジュリアン的スタイルというよりは、
むしろ隣のポイヤックのような厚みと逞しさを備えています。
1990年は、戦後で最も成功した偉大なボルドーのヴィンテージの一つです。
暑く日が良く照り、収量は莫大なものとなりました。
酸が少なくタンニンは多く全体的に柔らかい印象のワインが多く造られました。
選び抜かれた最良のものを求める人達によって、値が高騰した年でもあります。
2009年にロバート・パーカー氏が、「ショッキングなほど若い」と語っているように、
数年経った現在でも、中心は深みのある紫がかったルビー色を呈し、若々しい印象があります。
しかし、エッジはオレンジがかったガーネット色をしており、熟成を感じ取ることもできます。
粘性はやや豊かです。
凝縮感のある黒系果実、熟したプルーンやカシス、ブラックベリー、たばこの葉、腐葉土、
僅かに木樽やなめし皮、ショコラ、乾燥させたミントなどの複雑かつ多彩な顔を見せてくれます。
タンニンは溶け込んでおり、黒系果実の凝縮感の中でバランスが完璧にとれており、
サン・ジュリアンらしい気品が漂います。
グレートヴィンテージ1990年のレオヴィル・ラス・カーズが少数入荷!
今でも十分飲み頃を迎えていますが、まだまだ将来が楽しみな1本を、
この機会にセラーに追加してみてはいかがでしょうか。
飲み頃:~2035年
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 65%、メルロ 19%、
カベルネ・フラン 13%、プティ・ヴェルド 3%
評価: ワインアドヴォケイト誌(パーカーポイント)では96点を獲得!
ワインスペクテーター誌では93点を獲得!