2013/06/14 08:47
米国株高の影響を受けるSQ(特別清算指数)を意識しながら、序盤は方向感をうかがう展開となりそうだ。新興国の景気減速が指摘されるなか、自動車を中 心とした輸出株は積極的には手掛けづらく、昨晩の米国市場に準じて金融セクターが相場をけん引しそうだ。SQが通過することで先物ベースでの買い戻しや、 リバウンド狙いが活発化する可能意はあるが、中国本土市場を中心にアジア市場の戻りが鈍ければ、先物売りを誘発することになろう。
一方、新興市場はIPO好調が波及し、主力株に比べ上げ優位となろう。直近の調整局面では、最大レベルの上昇幅に期待したい。
日経平均の予想レンジは12650円-12900円。序盤は一目均衡表の雲下限(12906円)を上限に比較的値幅の小さな動きか。ただ、前場で買い戻し が一巡する可能性があり、前日の大陰線の中により小さな陰線が並ぶイメージを想定したい。きょうは横ばい気味になる5日線(13088円)まで戻れず、週 明けは同線の下げが強くなるタイミングであり注意したい。
一方、前日の大幅安で下振れリスクが高まった状況にある。直近高値(6/10)まで 戻った値幅分の倍返しの下げとみると、下値メドは終値ベースで12240円、ザラ場ベースでは11512円処となる。下記といずれかと一致する水準であ り、下値の節目を意識して戻りを入れた可能性があるということ。短期的な下値メドは、12200円処(3/21高値と4/2安値の中値付近)、2010年 4月高値11339円(終値ベース)、200日線(10986円)などがある。変化日は6/17-19、26-27、7/5-8、12-16、23-24 前後となる。
13日のNY株式市場は大幅上昇。ダウ平均は前日比180.85ドル高の15176.08ドルで終了した。5月小売売上 高や新規失業保険申請件数が底堅い内容となったほか、テクニカル面では50日移動平均線を意識し買いが入った。FRBが金融緩和縮小への懸念を和らげる手 段を検討しているとWSJが報じたことも、投資家のセンチメント改善に寄与した。
NASDAQは44.94ポイント高、S&P500は23.84ポイント高で終了。CME225先物は昨日の大証日中終値と比べ525円高の12925円、ドル建ては675円高の13075円で終えた。
