NY金概況 続伸、米景気先行き不透明感が背景

2014年02月15日 06:32

 

COMEX ゴールド4月限:1318.60 +18.50
 
 NY金先物は8営業日続伸。為替相場で、ドルが主要通貨に対し弱含んだことから、代替資産である金への需要が高まり上昇した。昨日の米1月小売売上高に続き、本日発表された米1月鉱工業生産が-0.3%とさえない結果となり、米景気先行きへの不透明感が強まっていることも、金先物の続伸につながった。直近の米経済指標は、低調な結果が続いており、量的緩和(QE)縮小のペースが緩むとの期待感から、金市場への資金流入が続くとの観測が広がっている。中心限月の4月限は大幅続伸し、18.50ドル高の1318.60ドルで取引を終えた。