NY金 続落 米指標改善で安全資産としての需要後退
2014年01月16日 06:46

NY金先物は続落。先週末の米雇用統計後の戻り歩調に、やや天井感が感じられる。中心限月の2月限は一時10日以来、3営業日ぶりの安値1233.50ドルまで下落した。昨日の米小売売上高などに続き、本日の米1月NY連銀製造業景況指数や米12月生産者物価指数も堅調な結果となり、米景況感の改善期待が回復。安全資産としての金需要が後退した。また、米金利上昇を受けたドル高が、ドル建て金価格を圧迫する要因となった。
