NY為替概況 NY休場で小動き、ポンドは減速懸念で軟化
2014年02月18日 07:12
替市場は小動き。本日はプレジデンツデーの祝日でNY市場が休場のため、NY株式やNY債券など関連市場で取引が行われず、ほぼ模様眺めとなった。
ドル円はロンドン午前に101.99円まで持ち直した後は101円後半で横ばいを継続。ユーロ円は139円半ば、ポンド円は170円前半から半ば、豪ドル円は92円ちょうど前後でこう着している。欧州株式市場では英FT100が堅調だったが、円相場への影響は見られず。
ポンドドルは1.6696ドルまで失速。東京タイムに2009年11月以来の高値を更新したものの、ロンドンフィックスにかけては利益確定のポンド売りが続いた。寒波による米経済活動の停滞が好調な英経済指標にも波及してくる可能性が意識された。
ユーロドルは1.37ドルちょうどを挟んで上下。先週から欧州中央銀行(ECB)によるマイナス預金金利導入の可能性について焦点があたっているなか、本日はノボトニー・オーストリー中銀総裁がこれについて発言した。マイナス預金金利によって融資が拡大するとは思えないと述べたほか、ECBが資産担保証券(ABS)市場に関与する可能性があるとも語った。ABS市場の活用については、これまでも繰り返し言及されているが、検討が進展しているのかどうか不透明だ。豪ドル/ドルは0.90ドル前半、NZドル/ドルは0.83ドル半ばで小動き。
7時現在、ドル円は101.92円、ユーロドルは1.3707ドル、ユーロ円は139.70円で推移。