NY為替概況 リスク警戒感目立つ
2014年03月13日 06:30
頭の重い値動き。朝方、NY市での爆発騒ぎでドル円が102円50銭台に急落する場面などもみられたが、テロではなくガス漏れが原因の可能性が高いと発表があり、その下げ分はすぐに解消した。その後は102円80銭台までの戻りを経て、102円台後半で頭の重い推移が続いた。
同じくリスク回避通貨であるスイスフランも上昇。対ドルで2011年10月以来のスイス高圏まで買いが進む展開となった。スイスフランは対円でも上昇し、主要通貨に対する全面高の動きに。
事前見通し通り0.25%乗り上げを実施したNZドルは、発表直後の売りを経て、上昇が目立つ展開に。利上げ発表後のウィーラー中銀総裁の会見で、この後の積極的な追加利上げ姿勢が示されたことがNZドルの買いを誘った。総裁は今年最大で1.25%の利上げ可能性に言及している。