NY為替概況 ドル売り優勢 ただ全体的に方向感は乏しい
2014年02月26日 06:56

きょうのNY市場、全体的には様子見の雰囲気が強い中、ドル売りの動きが優勢となっている。
この日発表になった米消費者信頼感指数が予想を下回ったことや、好調を維持している米株もきょうは利益確定の動きとなったことからドルも圧迫されたようだ。
ただ、2月の米消費者信頼感指数は予想を下回る内容となったが、その中の雇用の指数は堅調な内容となっている。雇用に関して「厳しい」と解答した割合は32.5%と2008年9月以来の低水準となった。また、現状の経済と雇用を示した現状指数は81.7となっており、こちらは08年04月以来の高水準となっている。ヘッドラインほど悪くもない数字だったように思われる。
ドル円は売りが強まり102.00付近まで下落。このところNY時間に入ると買戻しが入る展開が続いていたが、きょうは米株も利益確定に押されサポートがなかったことから買い戻しは限定的となった。ただ、102円台の水準は維持されている。
一方、ユーロドルはロンドンフィキシングにかけて激しく上下動する場面が見られたものの、しっかりとした動きが続いている。
ロシアのストルチャク財務次官がウクライナのデフォルト確率は高いと述べたことがきっかけに売りが強まる場面もあったが、ウクライナのユーロ圏経済への影響を考慮すれば、動きも限定的でユーロはまもなく買戻されている。
10日線が1.3705付近に来ているが、その水準は維持されておりリバウンドのムードは継続といったところ。ユーロに関しては来週のECB理事会が最大の焦点となり、その動向を占ううえで、金曜日に発表される2月のユーロ圏消費者物価速報値が注目リスクとなりそうだ。ただ、予想では0.7%付近が見込まれており、予想の範囲であれば、ECBは動かないと見ている向きが多い模様。
