NY株式概況 続落 QE縮小停止のハードルは高いとの印象
2014年02月20日 06:51

NY株式19日(NY時間16:22)
ダウ平均 16040.56(-89.84 -0.56%)
S&P500 1828.75(-12.01 -0.65%)
ナスダック 4237.95(-34.83 -0.82%)
CME日経平均先物 14665(大証終比:-105 -0.71%)
きょうのNY株式市場、ダウ平均は続落。きょう発表になった米住宅指標は寒波の影響で弱い内容となり、売りが先行して始まったものの、その後は買戻しも入っていた。
米株の底堅さについては、寒波の影響で一時的に米景気は失速する可能性もあるが、その場合でもあくまで一時的な失速の範囲で回復の流れ自体に変化はない。一時的な失速ならば、FRBの金融政策のサポートが得られるとの目算があるのかもしれない。
ただ、この日の米地区連銀総裁の発言やFOMC議事録からFRBのQE縮小停止のハードルは高いとの印象が強まり、終盤にかけて利益確定売りが強まっている。
ダウ平均は95ドル高まで上昇後、98ドル安まで一時下落している。
ダウ採用銘柄ではJPモルガン、ボーイング、ホームデポが下落。一方、ベライゾン、シェブロンが下落。
アクセサリー販売のシグネットが大幅高。同業のゼールの14億ドルでの買収が伝わっている。資金調達には負債も含まれているようだが、業務拡大への期待から買いが優勢となった。
薬品のイーライリリーが商いを伴って大幅高。肺がん治療薬の治験に進展が見られたと発表したことが好感されている。
ナスダックも反落。前日上昇していたアップルやテスラが下落。コムキャストも軟調。
シグネット 93.65(+14.38 +18.14%)
イーライリリー 58.09(+2.84 +5.14%)
アップル 537.37(-8.62 -1.58%)
グーグル 1202.34(-8.54 -0.71%)
フェイスブック 68.06(+0.76 +1.13%)
ツイッター 55.50(-2.68 -4.61%)
テスラ 193.64(-10.06 -4.94%)
ダウ採用銘柄
J&J 91.64(-0.53 -0.58%)
P&G 78.14(+0.17 +0.22%)
デュポン 64.26(-0.45 -0.70%)
ボーイング 128.39(-2.24 -1.71%)
キャタピラー 96.21(-0.35 -0.36%)
ユナイテッド 114.04(+0.30 +0.26%)
ビザ 223.88(-2.18 -0.96%)
ナイキ 74.82(-0.39 -0.52%)
GE 25.40(-0.25 -0.97%)
3M 130.56(-1.24 -0.94%)
エクソンモビル 93.95(-0.12 -0.13%)
シェブロン 113.60(+0.89 +0.79%)
コカコーラ 37.10(-0.37 -0.99%)
ディズニー 78.87(-0.71 -0.89%)
マクドナルド 95.55(-0.47 -0.49%)
ウォルマート 74.85(-0.48 -0.64%)
ホームデポ 76.45(-1.12 -1.44%)
JPモルガン 57.26(-1.23 -2.10%)
トラベラーズ 84.01(-0.36 -0.43%)
ゴールドマン 163.26(-1.39 -0.84%)
アメックス 88.84(-0.18 -0.20%)
Uヘルス 73.55(-0.28 -0.38%)
IBM 182.95(-0.24 -0.13%)
AT&T 32.85(+0.03 +0.09%)
ベライゾン 46.53(+0.55 +1.20%)
マイクロソフト 37.51(+0.09 +0.24%)
インテル 24.50(-0.26 -1.05%)
ファイザー 31.48(-0.40 -1.25%)
メルク 55.04(-0.65 -1.17%)
シスコ 22.28(-0.13 -0.58%)
