NY株式概況 続伸 ウクライナ情勢緊迫も後半は買い戻す動きも
2014年04月16日 06:03
NY株式15日(NY時間16:22)
ダウ平均 16262.56(+89.32 +0.55%)
S&P500 1842.98(+12.37 +0.68%)
ナスダック 4034.16(+11.47 +0.29%)
CME日経平均先物 14155(大証終比:+125 +0.89%)
きょうのNY株式市場、ダウ平均は続伸。序盤はコカコーラやジョンソン&ジョンソンの良好な決算を受けて買戻しが先行して始まったものの、ウクライナ政府が警察署や行政庁舎を占拠している親ロシア派武装勢力に対する強制排除に乗り出したことから、リスク回避の雰囲気が強まり売りが優勢となった。ただ、終盤にかけて買い戻しも強まり、結局、続伸して引けている。
ウクライナ政府の行動を受けて、ロシアのプーチン大統領が国連に非難声明を出すよう要請。一方でホワイトハウスは、ウクライナ政府は法と秩序を取り戻す責務があると肯定的な見解を示したが、ウクライナ政府に対する軍事的な支援には否定的な見解も同時に示している。ウクライナの緊張に対する米ロ両国の対応からは、いまのところ軍事的衝突といった最悪の事態には至らないのではとの安心感も出ていたようだ。
ダウ採用銘柄では決算を発表したコカコーラやジョンソン&ジョンソンが上昇した他、ビザ、マイクロソフトも底堅く推移した。一方、ベライゾン、ウォルマート、IBMが軟調。
ツイッターが大幅高。共同創業者とCEO、大株主が自社株を早期に売却する計画がないことを明らかにしている。大量に市場に放出されるのではとの懸念が高まっていた。
ナスダックも反発。ウクライナ情勢を受けて下に往って来いの展開。引け後に決算発表を予定しているインテルやヤフーはしっかり。バイオ株も後半に買い戻しが優勢となった。
家電販売のコンズが大幅高。SECに提出された資料によると、大株主のステファンズ氏が同社株を買い増していたことが明らかとなり思惑を呼んでいた。
コンズ 45.48(+5.77 +14.53%)
ヤフー 34.21(+0.77 +2.29%)
アップル 517.96(-3.72 -0.71%)
グーグル 536.44(+3.92 +0.74%)
フェイスブック 59.09(+0.20 +0.34%)
ツイッター 45.52(+4.65 +11.38%)
テスラ 193.91(-4.18 -2.11%)
ダウ採用銘柄
J&J 99.20(+2.06 +2.12%)
P&G 80.84(+0.03 +0.04%)
デュポン 66.90(+0.31 +0.47%)
ボーイング 124.27(+1.02 +0.83%)
キャタピラー 102.50(-0.28 -0.27%)
ユナイテッド 115.84(+0.90 +0.78%)
ビザ 204.05(+3.04 +1.51%)
ナイキ 72.28(-0.10 -0.14%)
GE 25.82(+0.11 +0.43%)
3M 134.09(+0.94 +0.71%)
エクソンモビル 98.68(+0.82 +0.84%)
シェブロン 120.30(+1.60 +1.35%)
コカコーラ 40.18(+1.45 +3.74%)
ディズニー 77.66(+0.04 +0.05%)
マクドナルド 100.83(+0.72 +0.72%)
ウォルマート 76.88(-0.50 -0.65%)
ホームデポ 75.89(-0.08 -0.11%)
JPモルガン 54.80(-0.16 -0.29%)
トラベラーズ 85.89(+0.39 +0.46%)
ゴールドマン 154.92(+0.18 +0.12%)
アメックス 86.04(+0.54 +0.63%)
Uヘルス 79.51(+0.33 +0.42%)
IBM 197.02(-0.75 -0.38%)
AT&T 35.68(+0.32 +0.90%)
ベライゾン 46.92(-0.35 -0.74%)
マイクロソフト 39.75(+0.57 +1.45%)
インテル 26.77(+0.21 +0.79%)
ファイザー 29.89(+0.02 +0.07%)
メルク 56.05(+0.48 +0.86%)
シスコ 22.89(+0.05 +0.22%)
