NY株式概況 反発 S&P500は最高値更新

2014年02月25日 06:42

NY株式24日(NY時間16:23)
ダウ平均   16207.14(+103.84 +0.64%)
S&P500    1847.71(+11.46 +0.62%)
ナスダック   4292.97(+29.56 +0.69%)
CME日経平均先物 14965(大証終比:+125 +0.83%)
 
きょうのNY株式市場、ダウ平均は反発。ウクライナ情勢が落ち着きを取り戻していることや、寒波の影響は懸念されるものの、回復は続くとの見方が優勢で、米株をサポートしている。
 
ダウ平均は一時196ドル高まで上昇し16300ドルに上昇する場面も見られた。一方、S&P500株価指数は史上最高値を更新している。
 
ダウ採用銘柄ではユナイテッド・ヘルスやナイキ、ファイザーが堅調。一方、AT&T、ベライゾンが軟調。
 
ヒューマナなどヘルスケア株が堅調。オバマ政権は割高が指摘されているヘルスケア・アドバンテージに対する支払いの削減率を3.55%で提案すると伝えられたことを材料視。6~7%の削減になるのではとの見方も出ていた。ヘルスケア・アドバンテージはより高い保障の医療健康保険で民間が運営する。
 
ナスダックも反発。フェイスブックの堅調がサポートした。先日、同社による買収が発表されたモバイル向けメッセージサービスのワッツアップが第2四半期に音声の市場にも参入すると伝わったことが材料視されている。
 
イーベイが堅調。米著名投資家のアイカーン氏が保有比率を2.15%に引き上げたことを明らかにし、電子決済サービス部門「ペイパル」のスピンオフをあらためて提言している。
 
米半導体メーカーのRFマイクロ・デバイセズが急伸。同業トライクイントを約16億ドルで買収すると発表。株式交換を通じて経営統合し、携帯電話メーカー向けの半導体供給で競争力を高める狙い。