NY株式概況 反発 中国の景気刺激策への期待などで反発 バイオ株の下落で伸び悩む
2014年03月29日 07:51
NY株式28日(NY時間16:22)
ダウ平均 16323.06(+58.83 +0.36%)
S&P500 1857.62(+8.58 +0.46%)
ナスダック 4155.76(+4.53 +0.11%)
CME日経平均先物 14830(大証終比:+130 +0.88%)
きょうのNY株式市場は反発。中国の景気刺激策への期待感などからアジア株が堅調で、米株も上昇して始まった。この日発表された米経済指標で堅調な個人消費が示されたこともフォローとなった。ただ、バイオ株への利益確定売りが続いており、それが牽引する形で、後半には急速に伸び悩む動きが見られたものの、ダウ平均はプラス圏を維持して通常取引を終えている。
ダウ採用銘柄ではマイクロソフトやエクソンモービル
、シスコが上昇。一方、ビザやファイザー、ベライゾンが軟調な動きをしている。
ニューモントが上昇。インドネシアが銅の販売を大幅に増加させることを許可したことが好感されている。
リナックスOSのシステム開発を手掛けるレッドハットが下落。業績見通しが弱かったことが悪材料視。コスト増や為替評価、増税が負担となっている。
ナスダックは小反発。かろうじてプラス圏は維持したものの、後半にかけてギリアドやバイオジェンなどバイオ株への利益確定売りが続き指数を圧迫している。
テスラが堅調。「モデルS」の火災に関して、調査を行っていた米高速道路安全委員会が、今後も火災が頻発する傾向までは認められないと結論づけたことが好感されている。