NY株式概況 反発 リスク回避の雰囲気一服で好指標に反応

2014年01月08日 06:49

NY株式7日(NY時間16:22)
ダウ平均   16530.94(+105.84 +0.64%)
S&P500    1837.88(+11.11 +0.61%)
ナスダック   4153.18(+39.50 +0.96%)
CME日経平均先物 15965(大証終比:+185 +1.16%)
 
きょうのNY株式市場、ダウ平均は反発。この日発表になった米貿易赤字が予想よりも小さかったことや、ドイツの雇用指標が好調だったことも好感されている。きょうはリスク回避の雰囲気も一服し買戻しが優勢となった。
 
ダウ採用銘柄ではユナイテッド・ヘルスやジョンソン&ジョンソン、IBMが上昇。ユナイテッド・ヘルスはアナリストの投資判断引き上げが好感されている。一方、JPモルガンやゴールドマンが反落。
 
ナスダックも反発。アップルは売りが続いているものの、グーグルやアマゾンが上昇し指数をサポートした。
 
半導体のマイクロン・テクノロジーが堅調。メモリーチップの価格上昇から、引け後に発表になる決算が好調との期待感が高まっている。
 
動画配信のネットフリックスが下落。アマゾンのインスタントビデオとの競争激化が懸念されている。アナリストの投資判断引き下げも発表されていた。
 
太陽光パネルのカナディアン・ソーラーが大幅高。ノースカロライナ州での4箇所の発電プラントに合計で25.3メガワット相当の太陽光パネルの納入を公表したことが好感されている。
 
薬品のニューロクラインが急伸。不随意運動、遅発性ジスキネジアの治療薬が中間段階の研究で症状を緩和する目標を達成したと公表したことが好感されている。アナリストからは、2017年までに治療薬が承認される可能性があると予想。