NY株式概況 イエレン証言にサポートされる S&P500は史上最高値更新

2014年02月28日 06:50

NY株式27日(NY時間16:25)
ダウ平均   16272.65(+74.24 +0.46%)
S&P500    1854.29(+9.13 +0.49%)
ナスダック   4318.93(+26.87 +0.63%)
CME日経平均先物 14925(大証終比:-35 -0.24%)
 
きょうのNY株式市場は続伸。この日のイエレンFRB議長の上院での議会証言を受けて買いが優勢となった。議長は先日の下院での議会証言と同様に、QE縮小は継続するものの慎重姿勢も堅持する姿勢を示したことが好感された。好調な小売企業の決算が続いていることも支援となっている。
 
S&P500は終値ベースで史上最高値を更新している。
 
ダウ採用銘柄ではベライゾン、ゴールドマン、ボーイングが上昇し、一方、インテル、ナイキは軟調に推移した。
 
JCペニーが商いを伴って大幅高。前日発表になった決算が好調だったことが好感されている。この2年間損失が続いていたことから、明るい材料となったようだ。アナリストの投資判断引き上げも相次いだ。
 
クラウド・コンピューティングのワークデイが商いを伴って大幅高。需要が堅調で決算が好調だったことからアナリストの投資判断引き上げもあった。
 
ナスダックは堅調。アップルやイーベイがサポートした。
 
ジェネリック医薬品最大手のマイランが商いを伴って大幅高。この日の決算説明会で規模拡大のための買収を積極的に模索していることが示されたことが買い手掛かり。