NY株式市場概況 下げ幅縮める

2014年03月11日 06:08

10日の株式市場は、週末の中国指標が弱い結果となったことなどを嫌気して、アジア時間から株安が進行した流れが継続、小幅安の展開となった。米航空機大手ボーイングの787型機において、約40機の翼に細い亀裂との報道も、米株の重石となり、NY株式市場は寄りつきから午前に欠けて下げ幅を広げる場面がみられた。
ダウ平均株価の下げ幅が一時100ドルを超えるなど、売りが優勢の展開であったが、昼過ぎには買い戻しが優勢となり、終値はダウが34.04ドル安の16418.68ドル、ナスダックが1.77ポイント安の4334.45など、小幅な下げにとどまった。