NY株式 ダウ平均軟調 IBMやコーチに圧迫される

2014年01月23日 01:00

NY株式22日(NY時間10:40)
ダウ平均   16385.26(-29.18 -0.18%)
S&P500    1843.93(+0.13 +0.01%)
ナスダック   4234.67(+8.91 +0.21%)
 
CME日経平均先物 15865(大証終比:+35 +0.22%)
 
23日のNY株式はダウ平均が小幅安となる一方、ナスダック指数は小幅高。ダウ平均にとっては指数寄与度の大きいIBMが3%超安となっていることが圧迫材料。昨日の取引終了後に発表された同社決算が、7四半期連続の減収だったことが嫌気されている。中国をはじめとする新興国市場でのサーバーおよびストレージ製品の需要低迷が響いた。また、今日取引開始前に決算発表があったコーチも5%超安と冴えない。10-12月期決算は、売上高が前年同期比6%減、純利益は16%減と減収減益だった。主力の北米の年末商戦で、販売が低迷したのが響いた。為替の円安ドル高傾向を受け、日本での売上高がドルベースで21%減ったことも足を引っ張った。