NY株式 ダウ反落 シティやゴールドマンの決算が冴えず
2014年01月17日 06:52
NY株式16日(NY時間16:23)
ダウ平均 16417.01(-64.93 -0.39%)
S&P500 1845.89(-2.49 -0.13%)
ナスダック 4218.69(+3.80 +0.09%)
CME日経平均先物 15685(大証終比:-35 -0.22%)
きょうのNY株式市場、ダウ平均は反落。この日発表になった米雇用指標の一部が気掛かりな内容だったことや、シティグループやゴールドマンの決算が冴えなかったことも重石となった。
ダウ平均は一時106ドル安まで下落する場面も見られている。
ダウ採用銘柄では、ユナイテッド・ヘルス、ゴールドマン
、ウォルマートが下落。一方、ベライゾン、AT&Tが上昇。
シティグループは商いを伴って下落。債券トレーディング益が減少したことで営業収益が圧迫された。コスト削減で利益は上昇させたものの、債券トレーディングの減益はかなり驚きとなった。米国債の利回り上昇が起債や社債の取引にも影響している。
AOLが上昇。赤字が続いているローカルニュースサイト運営のパッチを投資会社と連携して再生に取り組む方針を示したことが好感されている。
家電販売のベストバイが商いを伴って大幅安。年末商戦が冴えず、弱い決算になる可能性を示していた。
鉄道をはじめとした総合輸送大手のCSXが商いを伴って下落。石炭輸送が不振だったことから冴えない決算を発表。
ナスダックも反落。テスラやバイオ関連株の一角が堅調で底堅さも見られたものの、指数は小幅安で終えている。