NY市場 9月FOMCの見方はまちまち 失業率は4年7ヶ月ぶりの低水準
2013年08月02日 22:32
米7月の雇用統計で非農業部門雇用者数は予想を下回り、前回2か月分は下方修正となった。一方、失業率は7.4%と2008年12月以来の低水準に低下した。これまで9月FOMCで量的緩和は縮小されるとの見方が多かったものの、今回の数字を受けて時期は後ずれしたとの見方が出始めている。ただし、依然として9月に縮小が開始されると見る向きはある。
米短期金利市場ではFRBの利上げ開始は2015年以降との見方が一段と強まった。