NY市場 9月の米小売売上高・PPIともに予想下回る、為替は円安の動き
2013年10月29日 21:59

9月の米小売売上高は前月比-0.1%と市場予想0.0%を下回り8月の+0.2%から鈍化した。今年3月以来、6ヶ月ぶりのマイナスだった。自動車・同部品が低調で服飾も振るわなかったために、全体水準が小幅に減少した。ただ、自動車除くコア・前月比は+0.4%と予想通りの伸びで、8月の+0.1%から改善した。品目・業種別では、自動車・同部品が前月比2.2%減と昨年10月(2.6%減)以来11ヶ月ぶりの大幅な落ち込み。服飾も0.5%減と昨年4月(2.1%減)以来の大きなマイナス。ガソリンスタンドは横ばい。食品・飲料が0.9%増と2月(1.0%増)以来の高い伸び率を示した。電子・家電は0.7%の増加だった。外食も0.9%増えた。9月の米生産者物価指数は前月比-0.1%と4月(-0.7%)以来5ヶ月ぶりの低下となった。エネルギー製品は上がったが食品がマイナスだったため、物価全体が前月水準からやや下がった。品目別で、食品は1.0%の下落。野菜が大きく値下がりしたほか清涼飲料水や加工済み鶏肉も安くなった。エネルギー製品全体は0.5%上昇した。家庭用の暖房油や天然ガスが値上がりした。いずれも弱い数字が多かったが、為替市場では円安の動きが優勢となっている。米緩和継続期待の反応になっているようだ。
