NY市場 積極的に上値を追う動きまでには至らない

2013年12月13日 00:22

ドル円は先ほど発表になった米小売売上高が予想を上回ったことで買いが優勢となっているが、103円台には慎重だ。円安期待は根強いものの、来週のFOMCを巡り見方が錯綜している中では積極的に上値を追う動きまでには至らないようだ。米株は続落して始まっていることも上値を重くしている。
 
小売売上高は自動車や建設資材の伸びが寄与したようで、住宅市場の堅調さが裏づけられている。家具、家電は増加していたものの、前月ほどの伸びはなく、食料雑貨や衣料品などは前月から減少。ただ、感謝祭が不調との報告も出ていた中ではまずまずといった内容と思われる。