NY市場 加ドルは上げ失う 下向きの流れは継続
2014年01月30日 03:08

きょうは新興国懸念が再び強まっているが、そのような中、加ドルはNY時間に入って買い戻しが強まっていた。ロンドン時間には加ドル売りが続きドルカナダは一時1.11台後半と、約4年半ぶりの水準まで上昇していたが、NY時間に入ってさすがに買い戻しも入ったようだ。
しかし、加ドルの買い戻しの動きは続いていない。新興国通貨との関連性は特にないものと思われるが、はやり、きょうのFOMCで追加のQE縮小が決定されそうな中、米国とカナダの金融政策の格差が加ドルを圧迫している。
先週のカナダ中銀の声明ではハト派なバイアスを更に強めており、場合によっては利下げも示唆していた。
