NY市場 ユーロドルが下げ渋り FOMCへのリスクも
2014年01月30日 00:01
ユーロドルが急速に下げ渋っており、現在は1.3670近辺で推移。きょうの市場は新興国懸念が再び強まっているが、ユーロドルはユーロ円の下落に連れ安する形で売りが強まり、1.36台前半まで下落していた。ただ、円高の動きが一服しユーロ円が下げ止まると、今度は買戻しが強まっている。先週以降、リスク回避の資金がドルではなく、ユーロに集まっている傾向も見られている中、きょうもその動きが出ているようだ。
先ほどからFOMCの2日目が始まっているが、FRBは更に100億ドルのQE縮小を発表することが見込まれている。ただ、きょうの新興国中銀や新興国通貨の動きに、もしかすると今回はQE縮小を見送るのではとのリスクも警戒しているのかもしれない。
一方でユーロドルは1.36台後半まで上昇するものの、1.37台は重い。