NY市場 ポンドは底堅い動きが続く 英住宅市場は依然勢いが強い

2014年01月31日 01:13

ポンドドルは1.6500付近での推移となっている。この日発表になった米GDPが堅調な米経済を示す内容となったことで、ドル買いも見られるが、それにも関わらず、ポンドドルはNY時間に入ってロンドン時間の下げを取り戻す動きが優勢となっている。
 
1.65から上にはオプション絡みの売り圧力もあり、現在はもみ合っているようだ。
 
英住宅市場は依然として勢いが強いようだ。ロンドン時間に発表になった12月の住宅ローン承認件数は7万1638件と、予想よりは少なかったものの、ほぼ6年ぶりの高水準に達している。住宅ローン残高も17億ポンドと、2年ぶりの高水準となった。英住宅価格も上昇が続いており、英住宅市場はバブルの懸念も指摘され始めている。
 
カーニー英中銀総裁は前日の講演で早期の利上げに慎重な姿勢を強調していたが、市場は依然として年内に利上げ可能性を維持している状況。