NY市場 ファンダメンタルズをよそにテクニカル的には上向きの兆候も

2014年02月19日 00:23

ユーロドルはNY時間に入って買いが加速しており、1.3770近辺まで一時上昇している。
 
先ほど発表になったNY連銀指数が弱い内容となったこともあり、ドル売りが優勢となっている他に、この日発表になった英インフレ指標がこのところ高まっている英中銀の早期利上げ期待に水を差す内容となったことから、対ポンドでもユーロは買い優勢となっている。更に円安の動きからユーロ円の上昇もサポートしており、ユーロに買い集中といったところ。
 
この日発表になったドイツの景況感指標は弱い内容となり、ECBの追加緩和観測は根強いものと思われるが、他の要因がユーロを押し上げているようだ。
 
ユーロドルは1月24日高値1.3740を上回ってきており、チャートはWを描き始めている。ファンダメンタルズをよそに、テクニカル的には上向きの兆候も出始めており、今後の動きが注目される。