NY市場 ドル買い優勢もポンドは底堅い動き

2014年01月08日 01:45

NY時間に入ってドル買い優勢の展開となっており、ポンドドルはロンドン時間の上げを失っている。ロンドン時間には英大手銀のまとまった買いなどが観測され、1.6430近辺まで買い戻されていた。
 
木曜日に英中銀政策委員会(MPC)が予定されている。足元の指標が好調なことから、G7の中では最も利上げが早いと見られている。ただ、その前に英中銀はフォワードガイダンスの失業率基準7%を引き下げるとの見方が根強くあるようだ。
 
英中銀は通常、政策変更がない場合は声明は発表しないが、一部では今週のMPCでは声明を発表するのではとの観測も出ている。声明の中味についても、フォワードガイダンスの7%の失業率基準を再確認する一方で、同時にその失業率基準に必ずしも政策は縛られない姿勢も強調してくるのではとの見方も出ているようだ。