NY市場 ドル円は102円台に戻す このあとイエレン議長証言 トーンに変化なしか
2014年02月27日 23:49
ドル円は102円台前半での推移となっている。ロンドン時間にはウクライナ情勢でロシアと欧米の対立が鮮明になっており、ロシアが軍事オプションの可能性も匂わせていることから、リスク回避の円買いが優勢となった。ドル円も101円台後半まで値を落としていたが、NY時間に入って買戻しが入っている。
このあと日本時間0時にイエレンFRB議長の大雪で延期されていた上院での議会証言が予定されている。
先日の下院の証言では慎重姿勢は温存しつつも、QE縮小は継続の意思を示していた。その後発表になった経済指標は弱い内容が相次いだものの、FRBのトーンは変わっていないものと推測される。
慎重姿勢は温存しつつも、QE縮小は継続の意思を示し且つ、新興国に関しては新興国自体の経済政策などの強化が必要といった先週のG20声明を踏襲する内容になるのではとも推測される。