NY市場 ドル円、105円台は回復できず失速 サポートは104.10と103.85付近が意識
2014年01月17日 01:12

ドル円はNY時間に入って戻り売りが強まっており、104.15付近まで一時下落する場面も見られた。前日の動きを受けて、きょうのドル円は105円を試す動きも見られた。米雇用統計から週初にかけての急落から、この2日間で急速に反転したことから安心感が出たのだろう。しかし、今のところは105円台を回復することなく失速している。
この日発表になった1月4日週の失業保険継続受給者数が予想外の300万人超まで増加している。継続受給者数は11月までは減少傾向にあったものの、12月以降、再び増加傾向にあり、やや気掛かりではある。
なお、この失業保険継続受給者数には、12月28日に失効した失業保険延長給付は含まれていない。延長給付については、現在、米議会で審議中。
目先は1/13-1/16上昇波のフィボナッチ38.2%戻しが104.10付近、更に50%戻しの水準が103.85付近にあり、サポートして意識される。
