NY原油概況 反落 G7終了もなおロシア制裁への警戒感は払拭されず

2014年03月26日 06:25

NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=99.19(-0.41 -0.41%)
 
きょうのNY原油先物相場は反落。G7首脳会議も終了し、この日の原油相場は99ドル台での上下動となった。一時98ドル台に下落したが、押し目買いも入り100ドル台まで戻す場面も見られた。
 
ウクライナ情勢に関しては、きのうのG7首脳会談は無難な通過となったものの、G7はロシアへのエネルギーなど産業に打撃を与える追加制裁の可能性も示唆しており、原油市場としてはなお予断を許さない状況にはあるようだ。
 
明日は米週間石油在庫統計が発表される予定。原油在庫は増加が見込まれているものの、ガソリンは減少が見込まれている。
 
5月限は98.80付近まで下落後、100.20近辺まで一時買い戻されている。