NY原油概況 反発 ウクライナ情勢への緊張感が再び高まる
2014年05月03日 05:10
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=99.76(+0.34 +0.34%)
ブレント先物6月限(ICE)(終値)
1バレル=108.59(+0.83 +0.77%)
ブレント-WTI 8.83(前回 8.34)
きょうのNY原油先物相場は反発。ウクライナ情勢への緊張感が再び高まっており、ブレントと伴に買い戻しが優勢となっている。
ロシアはウクライナ政権が東部で行政庁舎などを占拠する親ロシア派住民を攻撃したことを受け、国連安保理に緊急会合開催を求めている。一方でオバマ米大統領とメルケル独首相がホワイトハウスで会談しており、ロシアに一層の圧力をかける具体策を協議していた。
6月限は一時100ドル台を回復する場面も見られた。
ブレントとの価格差はやや拡大している。