NY原油 30日 続落 英議会が軍事介入案を否決
2013年08月31日 06:56
NYMEX・WTI10月限:107.65 -1.15
NY原油先物は続落。英議会がシリアへの軍事介入を否定する決議を採択したことで、西側諸国による攻撃の可能性が後退したとの見方が強まり、原油は時間外取引から下落。中心限月の10月限は、一時106.75ドルまで下げ幅を拡大させた。前日の取引終了間際に、国際エネルギー期間(IEA)が、最近の原油価格高騰による世界経済への影響に懸念を示したことも原油の重しとなった。米当局者による、シリアへの軍事介入に前向きな発言が伝わったことで下げ幅を縮小させたが、月末の持ち高調整にも押されて反発力は限定的だった