NY債券概況 利回り低下 新興国懸念が根強い

2014年02月01日 06:55

米国債利回り(NY時間16:32)
2年債   0.328(-0.016)
10年債  2.646(-0.049)
30年債  3.601(-0.033)
期待インフレ率  2.132(-0.012)
*期待インフレ率は10年債で算出
 
きょうのNY債券市場、利回りは低下。新興国市場が再び不安定になっていたことでリスク回避的な雰囲気が利回りを押し下げている。
 
ただ、きょうはフィッシャー・ダラス連銀総裁やウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁の発言が伝わっていたが、FRBは新興国の動きを注視してはしているが、それによって政策に影響されることはないとの姿勢を示していた。QE縮小路線に変化は無いようだ。
 
10年債は一時2.64%台まで低下し、30年債も一時3.59%台まで低下している。
 
2-10年債の利回り格差は+232(前日+235)に大幅に縮小。