LDNFIX=ドル円102円前半で動意薄、ダウ平均は続伸
2014年03月27日 01:21
ロンドンフィックスにかけての為替市場は、動意に鈍い動きとなった。米2月米耐久財受注は前月比で市場予想を上回る+2.2%となり、3カ月ぶりのプラスに転じた。ただ、輸送用機器を除いたコアは市場予想に届かず、前回1月分は総合・コアともに下方修正されたこともあり、市場の反応は限定的。ドル円は102.48円を足もとの高値に102.30円付近でこう着相場となり、連日102円前半で方向感に欠ける動きが続いている。ダウ平均は続伸したが、米10年債利回りが一時2.716%まで低下し、ドル円の上値を重くした。
NYタイムに入ってユーロ売りが再燃し、ユーロドルは1.3781ドル、ユーロ円は141.03円まで下押した。一方のポンドは、ユーロポンドでユーロ売り・ポンド買いが継続したことも支えに、ポンドドルは1.6577ドル、ポンド円は169.69円までレンジ上限を広げた。また、オセアニア通貨の堅調地合いは継続。スティーブンスRBA総裁の講演内容が引き続き意識され、豪ドル/ドルは0.9245ドル、豪ドル円は94.70円まで一段高となり、同じくオセアニア通貨のNZドルも、対ドルでは0.8620ドル、対円では88.30円までNZドル買いが進んだ