LDNFIX NY市場休場、流動性低下で為替の動意は鈍い
2014年01月21日 01:53
ロンドンフィックスにかけて、為替相場は徐々に流動性が低下するなかで小動きに。NY市場がキング牧師生誕記念日の祝日で休場ということで、ロンドン勢の取引終了後は動意に乏しい展開が続くことが見込まれるなかで、為替相場もそれを見越した動きに移行しつつある部分もあったもよう。そのなかでも、対ポンドでの上昇を支えにユーロは買いが優勢となり、対ドルでは本日高値を更新する場面が見られたが勢い自体は限定的で、全般的には動意の鈍さが目立つ格好だった。
ユーロは底堅さ示す。対ポンドの上昇を支えにユーロは上値を伸ばすと、対ドルは1.3567ドルを示現し本日高値を更新。ユーロポンドは0.8264ポンドまで買い進まれた。一方、ユーロ円については上値こそ伸ばせなかったが、141円ちょうど近辺では底堅さを示した。
ドルストレートは小動き。ポンドドルは1.64ドル前半での推移となったが、資源国通貨では、豪ドル/ドルは0.8821ドル、NZドル/ドルは0.8273ドルまで上昇するなど、比較的しっかりとした推移を見せる場面もあったが、やはり持続力は乏しかった。
クロス円も小動きに。ポンド円は170円後半で動意が鈍かったほか、豪ドル円は91円半ば、NZドル円は85円後半で推移し、上値の重さこそ目立ったが一定の底堅さは維持した。ドル円は上下ともに方向感は乏しく、104円ちょうど近辺での推移となった。