LDNFIX 資源国通貨が堅調、月末絡みのフローが主体か
2014年02月25日 01:22
ロンドンフィックスにかけての為替市場は小動き。対ドルで欧州通貨が重く、資源国通貨がしっかりと推移したものの、特にこれといった背景は見当たらず、月末絡みのフローのようだった。米株式市場は堅調に推移したが、円相場でリスク選好的な動きは現れなかった。米長期債利回りはやや上昇しているものの、米国債市場の動意も限定的。発表された米経済指標に対する注目度は低く、手がかりにはなっていない。
ユーロドルは1.3708ドル、ポンドドルは1.6584ドルまで弱含み。ただ、下値を試した後はNY序盤にかけての下げ幅を消すなど方向感は薄い。豪ドル/ドルは0.9038ドル、NZドル/ドルは0.8337ドルまで堅調に推移。ドル/加ドルも1.1058加ドルまでドル安・加ドル高となっている。
欧州通貨安・資源国通貨高のなかで、ユーロ円は140円半ば、ポンド円は170円前半を中心にやや重い。一方、豪ドル円は92.58円、NZドル円は85.39円、加ドル円は92.64円まで上昇して高値を塗り替えている。ドル円は102.60円付近までしっかりと推移する場面もあったが方向感は乏しい。