LDNFIX 為替は小動き、米指標発表後の一時的な動意のみ
ロンドンフィックスにかけての為替相場は小動き。米6月耐久財受注や米新規失業保険申請件数の結果の発表直後こそ動意は見られたもののの瞬間的な動きにとどまった。夏休みシーズンに入り流動性が低下し始めていることや、来週に米連邦公開市場委員会(FOMC)や米7月雇用統計といったイベントを控えるなかで動きにくさもあったようだ。
ドル円は安値もみ合いへ。東京タイムから下落基調を続けていたドル円だったが、米耐久財受注が市場予想を大きく上回ったことから100円ちょうど近辺まで反発。しかし、同(除輸送用)が市場予想を下回ったほか、米新規失業保険申請件数も同じく予想比でやや悪化したことなどが材料視されてくるなかで、ドル円の反発も瞬間的なものにとどまると、99.50円まで反落した。
ドルストレートはドル売りに傾斜。強弱混在ながらやや弱い内容が材料視された米経済指標などを受けてドル売りが進んだことから、ドルストレートは戻りを試す展開に。ユーロドルは欧州タイム入り後に1.3166ドルまで下落後はドル売り主導で1.3240ドルまで買い戻された。その後は、材料出尽くしならびに流動性の低下基調といった側面もあって1.32ドル前半を中心とした小動きに転じた。そのほか、ポンドドルは1.5263ドルを安値にドル売り主体で戻りを試したものの1.5320ドル近辺までにとどまった。資源国通貨は底堅さこそ示したが狭いレンジでの推移で、豪ドル/ドルは0.91ドル後半、NZドル/ドルは0.80ドル前半での横ばいとなった。
クロス円は、ユーロ円は131円後半で上値の重さが目立ったほか、ポンド円は152円半ば、豪ドル円は91円前半から半ば、NZドル円は80円前半、加ドル円は96円後半を中心に推移した。