LDNFIX 強い米指標でドル高、ドル円は102円前半に
2014年05月28日 00:30
ロンドンフィックスにかけてはドル買いが優勢となった。本日発表された米経済指標がおおむね強い結果となり、株高・債券安が進んだ。ダウ平均は4日続伸スタートとなり、米10年債利回りは2.55%台に上昇した。4月の耐久財受注は予想外の+0.8%となり、3月の住宅価格指数など、住宅データも市場予想を上回った。5月の消費者信頼感指数は市場予想通りの83.0となったが、前月から改善された。
良好な指標結果と受けて、米景気回復への期待が高まり、ドル買いが優勢となり、ドル円は14日以来の高値となる102.14円まで上値を伸ばした。また、ユーロドルは昨日につけた直近安値1.3615ドルに並び、ポンドドルは1.68ドル大台を割り込み1.6794ドルまで下押した。オセアニア通貨も、豪ドル/ドルは0.9236ドル、NZドル/ドルは0.8530ドルまで弱含んだ。
ドル相場が主導のなか、対円では動意が鈍く、ユーロ円は139円付近、ポンド円は171円半ば、豪ドル円は94円前半、NZドル円は87円前半で小動き。