LDNFIX 円に買い戻し 米株安・債券高で
2014年03月11日 00:53

ロンドンフィックスにかけては円が小幅に買い戻された。ドル円・クロス円はNY早朝の高値水準から上げ幅を縮小させている。週明けの米主要株価が下落し、長期債利回りが低下したことに影響を受けた。米雇用統計を終えてFOMCまで大きな材料が見当たらないなか、中国のさえなかった貿易統計や物価指標の結果を受けてリスク選好地合いが高まりにくかったことも背景にある。ダウ平均は一時100ドル安近辺まで売られ、まちまちだった欧州株も総じてマイナス圏へと値を沈めた。ドル円は103.41円から103.15円前後まで失速。ユーロ円は143円前半、豪ドル円は93円前半、NZドル円は87円前半まで高値から押し戻された。ポンド円は171.54円まで日通しの安値を更新。対ユーロでのポンド安で上値の重さが際立っていたところに、BOE副総裁による発言が後押しとなって下値を広げた。ビーン副総裁は住宅市場の加熱に警戒するとした上で今後のいかなる利上げも緩やかなペースにとどまると発言。さらに、一段のポンド上昇は輸出主導の景気回復の足かせになるとの見方を示したことがポンド高へのけん制と受け止められた。ポンドドルも1.6622ドルまでわずかだがレンジ下限を拡大させた。ユーロドルは1.3862ドルまでじり安。豪ドル/ドルも0.9013ドルまで下値を広げるなどクロス円での調整の動きが対ドルにも波及している。
