LDNFIX ドル円101円後半で動意薄、米指標はまちまち
2014年02月15日 01:07
ロンドンフィックスにかけては、相場全体に動意に乏しい動きが続いた。本日発表された米経済指標は強弱まちまちの結果となり、ドルに方向感が出ず。米1月鉱工業生産は市場予想を下回る-0.3%となり、昨年10月以来のマイナスとなった一方で、米2月ミシガン大消費者信頼感・速報値は市場予想を上回る81.2となった。売り先行でスタートしたダウ平均がプラス圏に浮上した動きを眺めながらドル円は101円後半で下げ渋るも、102円大台回復には至らず、小動きが続いた。ポンドは堅調地合いを維持。ポンドドルは一段高で、1.6743ドルまで上値を伸ばし、2011年4月の高値1.6747ドルに接近し、ポンド円も170円半ばまで水準を切り返した。ユーロポンドが0.8170ポンド台までユーロ売り・ポンド買いが進んだことが重しとなり、ユーロドルは1.3715ドルを頭に1.3680ドル付近に押し戻された。また、加ドルはやや売りが優勢に。序盤は加ドル買いが先行したが、加12月製造業出荷のさえない結果を背景に、ドル/加ドルは1.0941加ドルから1.0980加ドル付近まで加ドル売りが進み、加ドル円は92.66円まで弱含んだ。
相場全体の動意が鈍いなか、オセアニア通貨も小幅上下動。豪ドル/ドルは0.90ドル前半、NZドル/ドルは0.83ドル半ば、豪ドル円は91円後半、NZドル円は85円近辺で狭いレンジ内での推移が続いた。