LDNFIX ドル円は102円半ばで伸び悩む、米指標が弱い

2014年03月06日 02:29

NYタイム序盤、ドル円はウクライナの緊張緩和を背景とした円売りで102.56円まで上値を伸ばしたものの、弱い米2月ISM非製造業景況指数を受けた米長期金利低下に押され、102.30円前後まで反落した。NY序盤に発表された。弱い米2月ADP全国雇用者数の発表後は102円半ばで持ち応えた。しかし弱いISM非製造業景況指数には、発表直後こそ下げ渋ったものの米10年債利回りが2.68%付近まで低下幅を広げると、102.30円付近まで水準を下げた。
 ユーロドルは1.37ドル前半で上下。ECB緩和への警戒から、ロンドンタイムにつけた本日のレンジ下限1.3707ドル付近まで下ぶれる場面もあった。しかし下げ渋り、1.37ドル半ばへ一時戻した。米金利の低下が下支えとなったようだ。ユーロ円は、ドルの強弱による相対的なユーロの上下と、ドル円の動きに連れた円の上下に挟まれ、140円半ばから後半で強い方向感なく推移した。ポンドは強含み。ECB緩和を警戒した対ユーロでのポンド買いを支えに、ポンドドルは1.6742ドル、ポンド円は171.40円までじり高となった。
 資源国通貨は底堅い。ADP発表後にドルが下ぶれると、豪ドル/ドルは0.8997ドル、NZドル/ドルは0.8432ドルまで買われた。豪ドル円も92.09円、NZドル円は86.35円まで上昇している。その後は弱いISM非製造業景況指数も重なり伸び悩んだが、やや下押した水準でのもみ合いを維持。加ドル円も一時92.78円まで上昇した。
 
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