NY市場 ECB理事会を控えてユーロ軟化、米製造業受注には反応薄

2014年04月02日 23:19

 ユーロドルは1.3768ドルまで弱含み。米2年債・10年債利回りが上昇を続け、ユーロドルを圧迫している。明日の欧州中央銀行(ECB)理事会で追加緩和は見送られると想定されているが、当局者が景気回復局面におけるユーロ高傾向を警戒しており、ユーロには売り圧力がかかりやすい。
 先ほど発表された3月の米製造受注指数は前月比で市場予想の伸びを上回ったが、本指数はリーマン・ショック後の高水準を回復した後にトレンドを失っており、今回も目を引くような結果にはならなかった。