NY市場 ユーロドル、売り優位
2014年02月27日 00:25

26日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは売り優位。24時時点では1.3675-80ドルと22時時点(1.3728ドル)と比べて0.0053ドル程度のユーロ安水準だった。「プーチン露大統領が対ウクライナ国境で軍事演習を実施するようショイグ露国防相に命じた」との報道を受けて、「ロシアがウクライナに軍事介入するのではないか」との懸念が浮上。投資家がリスク回避姿勢を強めユーロ売りが優勢となった。1月米新築住宅販売件数が予想を上回ったこともユーロ売り・ドル買いを誘い、24時過ぎに1.3665ドルまで下げ足を速めた。なお、市場では「一目均衡表雲上限の1.3652ドルがサポートとなる」との声が聞かれた。
ユーロ円も売り優位。24時時点では139.68-73円と22時時点(140.53円)と比べて85銭程度のユーロ安水準だった。ウクライナを巡る地政学リスクが高まり、売りが活発化した。24時前には139.66円まで売り込まれた。
