ＮＹ市場 黒田総裁の発言にドル円が売りで反応
2014年09月11日 23:49
先ほどからドル円が乱高下している。黒田日銀総裁がテレビ東京の番組に生出演しており、それに反応している模様。
「消費税除いた実質賃金はプラスになっている。今の時点で金融調整を議論するときではない」との認識を示していたようだ。
「円安でも円高でも、経済実態にそくしていれば好ましいし反すれば困る。日本経済はまだ大幅な金融緩和続く。今の円安が日本経済にマイナスになるということはない。4─6月期ＧＤＰのマイナス、1-3月期駆け込みの大きな反動。反動減からの回復、自動車などの耐久消費財で遅れ気味。雇用所得情勢が引き続き改善、消費を下支え。7-9月期はプラス成長に戻る。財政に疑念もたれ金利上昇すれば、対応難しい。今の時点で金融調整を議論するときではない。消費税除いた実質賃金はプラスになっている」などと述べた。
