NY市場 豪ドルはゴールデンクロス示現で買い戻しの機運続く ただ、明日はCPI発表
2014年10月22日 01:34

豪ドルは対ドルで買い戻しが続いており、0.88台での推移となっている。NY時間に入って伸び悩み、0.87台に値を落とす場面も見られたが、しっかりとした動きが続いている状況。
きょうは中国の第3四半期のGDPが予想を上回ったことをきっかけに買い戻しが強まった。予想よりは若干良かったとは言え、鈍化傾向は鮮明となっており、豪ドルの反応はやや過剰とも思われるが、自律反発の流れの中では、豪ドルにとっては都合の良い指標だったようだ。目先は0.8850の水準を完全に回復し0.89台に乗せ、ダブルボトムを形成できるかどうか注目される。
ただ、明日は第3四半期の消費者物価(CPI)の発表が予定されており、予想では前年比で+2.3%が見込まれている。第2四半期の3.0%から鈍化が予想されており、予想通りであれば、豪中銀の慎重姿勢は継続するものと思われる。

