NY市場 警戒は緩めたが、懸念は緩めていないと考えたほうがよさそう
2014年02月06日 03:36
豪ドル/ドルは0.89台前半での値動きが続いている。ロンドン時間には買いが優勢となっていたものの、NY時間に入ってドル買いの動きもあり、やや上値を重くしている。
前日の豪中銀声明で豪ドルは買い戻しが強まっており、下落トレンドから一旦リバウンドの動きも見せている。ただ、積極的に上値を追うといった動きまでは出ていない。
豪中銀幹部から豪ドルの下落はまだ終了していないという発言が伝わっていたが、豪中銀は一旦は豪ドル高への警戒は緩めたものの、懸念は緩めたわけではないと考えたほうがよさそうだ。
一方、豪ドル円は一旦は90円割れまで値を落としたものの、下値での買いも入り90円台はサポートされている。