2014年09月24日 01:29

ポンドドルは1.6370近辺で推移している。ロンドン時間には一時売りが強まり、1.6300付近まで下落する場面も見られたが、NY時間にかけて買い戻しも入っている。
ポンド売り・ドル買いについては、米財務省が発表した新規則が影響しているとの指摘も聞かれる。税率の低い国へ本社を移転する「インバージョン」と呼ばれる行為について、新規則は税制上の恩恵を減らすとともに、新たな本社移転をこれまでよりも困難にしている。
医薬品などの分野で、米企業から英企業への大型M&Aの案件なども出ている中、ポンドドルにとっては売り材料との考えも多い模様。