NY市場 米株に高値警戒感もあり流れが波及か まだ「sell in may」の気配まではない

2014年05月06日 23:59

ドル円は101.65付近での推移となっている。ドル売りが優勢になる中、ドル円も下向きの流れが強まり始めている。
 
102.00の水準が強固なサポートとなっていたが、きょうはそれを完全にブレイクし、101.80/85付近にあったストップを巻き込んで、一時101.50付近まで下落。101.50水準はこれまでも強いサポートとなっていたこともあり、いまのところは維持されている。
 
101.50ブレイクすると200日線が控える101.00付近が次のサポートとして意識される。
 
ウクライナ情勢の混乱や、中国経済への不透明感が依然として根強いものの、きょうはファンメンタルズ的にはネガティブな材料は出ていない。米株などは少し高値警戒感も出ており、その流れがドル円にも波及しているようだ。ただ、例年よく言われる「Sell in may」の気配までは、いまのところは出ていない。