NY市場 米株が上げ幅拡大もドル円の反応は限定的
2014年10月22日 01:04
先ほどから米株が上げ幅を拡大しており、ダウ平均も1%超上昇してきているが、いまのところドル円の反応は限定的となっている。
米早期利上げ期待が後退する中、ドル買いのフォローがなく、ドル円は上値に慎重になっている模様。
また、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用見直しへの期待がドル円上昇の原動力となっていた部分も大きいが、前日は分散投資に向け、GPIFが日本株での運用を20%台半ばまで大幅に引き上げると報じられたことについて、塩崎厚労相が「報道はまったく知らない」と述べたことも失望感に繋がっているのかもしれない。
ドル円は106.70近辺での振幅に留まっている。